モンスターや動物など、攻撃的なクリーチャーは、ある一定のアルゴリズムに従って攻撃目標を決めているようです。 この章では、ターゲッティングに関する説明を行います。
 残念ながら、ターゲッティングについては、特に検証不足の部分が多く、誤った認識をしていたりする部分があると思われますが、現状で判断できる部分について説明する事にしましょう。

ターゲット

 攻撃目標を指します。 ターゲット先に向かって移動し、攻撃可能ならば攻撃します。
 この場合の攻撃はブレスと直接攻撃であり、魔法は含まれません。

ターゲット設定の条件

 一定の間隔(2分間?)で再ターゲットが発生し、攻撃的なクリーチャーの場合の攻撃対象は、PCまたはTameされた動物、Tameされた事のある動物となります。 また、自分がターゲット(攻撃)されたときはターゲット(攻撃)元にターゲットが設定されます。 具体的には、ターゲット未設定のクリーチャーAに対して、バードが別のクリーチャーBを扇動した場合、クリーチャーAはクリーチャーBに対するターゲットが発生します。

反撃フラグ

 反撃フラグとは、攻撃を受けたり(反撃による攻撃、Provocationの第2ターゲットも含む)、PCにWar Modeでダブルクリックされたりした場合に立つフラグの事を指します。 反撃による攻撃を受けても反撃フラグは立ってしまいますが、別の相手を攻撃中で、反撃すらしなかった場合はフラグが立ってしまうことはありません。
 なお、反撃フラグが立った状態では、ターゲット先に対する魔法攻撃が解禁されます。

反撃フラグ下のターゲット

 反撃フラグが立った状態では、ターゲットが容易に変更されるようになります。
 「自分」に対する敵対生物(PCなど)が複数存在し、どちらからもダメージを受けていなかった場合では、最寄りの敵対生物に対してターゲットが即座に移動します。
 この時、「自分」がダメージを受けていた場合は、距離にのみ判定されるのではなく、別の要素が加わっているようです。
 なお、このターゲット移動の特性は、魔法使用タイプに限られるようです。 従って、魔法不使用タイプには、反撃フラグは存在しないと推測しています。

小技

 ターゲッティングにまつわる小技を3つほど紹介しましょう。
 モンスターAがPC1に対してターゲットしている状態で、HidingしているPC2がモンスターAをWar modeでダブルクリックすると、反撃フラグが発生し、PC1に対する魔法攻撃が解禁になります。
 モンスターAがPC1に隣接攻撃を仕掛けている時、PC2がPC1に重なってモンスターAを攻撃すると、PC2は直接攻撃を引き受ける事ができます。
 囲まれてしまった時は、魔法不使用タイプをターゲットしましょう。 反撃さえしなければ、魔法使用タイプでも魔法攻撃が解禁される事はありません。

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