Provocation(扇動)スキルを使用するバードは、ターゲッティングを操作できる唯一の存在です。 この章では、Provocationスキルを使用するにあたって、気を付けた方が良い初歩的な事柄について説明します。

ターゲット未定のキャラに対して扇動する事

 ターゲット未定のキャラAに対して、キャラBを扇動した場合、AのターゲットはBに対して定まります。 キャラAのターゲットが決まっていた場合、扇動されてもターゲットは変化しません。 この事に気を付ければ、安全な扇動を行う事ができるでしょう。
 なお、ターゲットを倒した直後のモンスターも、ターゲット未定の状態になっています。 これを利用すれば、ターゲットの安全な操作がしやすくなるでしょう。

魔法使用タイプ→魔法不使用タイプに扇動する事

 魔法不使用タイプを魔法使用タイプに扇動してしまうと、魔法使用タイプは扇動者に対して直ちに魔法攻撃を開始します。 逆ならば、無闇に魔法を喰らう事はありません。 なお、扇動されたお互いによる格闘戦が成立している場合、外からの干渉によるターゲット変動はまずありません。 従って、たとえOphidian matriarchであっても、他のキャラと格闘中の場合に後ろからEVをぶつけても、消されることは有りません。 また、モンスター牽引中の時に、万一ラグったりコネロスしたりした場合でも、自分が魔法を食う事は無く、生存率が上がるでしょう。

強敵→雑魚に扇動する事

 主に牽引中のラグ、コネロス対策です。 少なくとも、強敵から攻撃を受けるまでの時間を延ばす事は出来ます。 但し、Provocationスキルが低い場合は墓穴を掘る場合もあるので要注意。

自分をターゲットしている敵を減らす事

 これも牽引中のラグ、コネロス対策です。 極端な話、PC←M1←M2←M3‥‥と言った形にしてしまえば、同士討ちで倒した後の再ターゲッティングが発生するまでの話ですが、攻撃を受けるのは一体のみとなり、生き残る可能性は高まるでしょう。

格闘戦が成立するように扇動する事

 一度扇動したとしても、格闘戦が成立できなければ、再ターゲッティングが発生、恐らく再び自分にターゲットが戻ってしまいます。 (魔法使用タイプで、魔法が解禁になっている時は、その限りではありません)
 殴り始めたら大抵は大丈夫なので、格闘戦が成立するように扇動してきましょう。

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